台北から九份へ
超有名観光地なので情報はいくらでもあるので好きなルートで行きましょう・・・となると我が家の場合は鉄道一択となります。
台北駅→瑞芳駅
改札前の案内表示を見ると次の出発は自強号(特急)です。これでもいいはずですが、下調べ不足で勝手が分からないので、その次の各駅停車(4178)で行くことにします。所要時間も10分くらいしか変わらないはず。悠遊カードで改札を抜けてホームに降りると、なんだか見慣れた感じがする列車種類別の停車駅案内表示がありました。色のせいか分岐の場所のせいか中央線快速に見えません?なんだか高尾に行くような気がしてきた。
平日のお昼前なので車内も空いていてノンビリした空気のなか台北を発車して、しばらくすると地上に出ます。気になる天気はどうなったか・・・お、雨は止んだみたいですよ!少しは降っているかもしれませんが空港からの雷雨に比べれば晴れたも同然。なんとかこのまま持ちこたえて欲しいもんです。
瑞芳駅→九份
台北から44元でした。1時間近く乗ったのに東京メトロの初乗り運賃くらいじゃないか。小さいながらも駅前広場から商店街を通ってバス停へ。少し待つと台北からの1062系統がやってきました。悠遊カードをタッチして乗車。さほど広くない道を結構なスピードで走りますが、片方に線路、反対側に川の景色は・・・うん、箱根湯本だわ。その先のクネクネ上り坂も箱根っぽいですが、その上り坂もスピードを落とさないので少々怖かったです。乗り物酔いする人は危ないかもしれません。降りるときもカードをタッチてバス代は15元でした。
九份
九份はカオナシとトトロがいっぱいでした。比率はカオナシが8でトトロが2かな。駅前ではちょっと雨がぱらついていたんですが、なんと薄日がさしてきましたよ?そしたらいきなり蒸し暑くなってきたのでファミマで飲み物を調達してから九份の迷宮へ。
そうそう、カオナシ以外にも犬猫が多かったですね。店の前や店内にも犬が普通にいました。写真の犬は有名な階段の途中に陣取っていまして、通った(跨いだ?)子供たちに猛烈に吠えておりました。吠えるだけで追いかけたりはしないようですが、犬でも登ってくるのが大変なんでしょう。しかしここ雨で濡れていたら滑って怖いことになりそうで、いくら雰囲気が良さげでも週末の夕方に来たいとは思わないです。
台北に戻る
帰りのバスは788系統でした。来るときよりもスリリングなスピードで山を駆け下りて乗車したバス停の付近で降りようとしたら運転手さんが「ステーション、ネクスト」とか言って降ろしてもらえず、無事駅前のバス停で下車。今回は降りるときのカードタッチ不要でしたが1062系統と違って均一料金なんでしょうか?料金は同じく15元。
駅について時刻表を見ると次の列車は15:49発「普悠瑪」という特急らしい。欄外に注釈があって、わかる漢字を拾い読みしてみると「指定券がないと乗れないよ」と書いてあるような気がする。そのあとの台北方面は16:20発で、ちと待ち時間が長い。商店街でもブラブラすれば時間はつぶせますが、なんとなく「乗ってみたい」衝動が沸き起こって切符売り場へ。こういうときは筆談が最強なので「15:49 No.223 台北 2人」と書いて窓口のお姉さんに見せると、一瞬「なんだこれは」という顔でしたがすぐに理解してくれてマルス・・じゃない端末を叩いてくれました。で、何か言われたので焦りましたが「2号車と3号車に分かれちゃうけどいいか」という英語でした。オーケー、オーケー。一人76元なり。やっぱり安い。
普悠瑪ってネコ科のピューマだと思って「しなやかで速そうだ」と勝手に納得していたんですが帰国後にWikipediaを見たら全然違ってまして、ミンナン族の言葉で「集合・団結」だそうです。さらに瑞芳に止まるのは1日1本と知って「乗って良かった!」